アートメイクQ&A(Dr.トームがあなたの疑問に答えます)

  • マユのアートメイクをして約10年経ちましたが、全体的に色が赤っぽく薄くなっています。そのままこの上から希望の色を入れてもらってよろしいでしょうか?赤く変色した眉にはグリーンを一度入れるとか聞いたことがあるのですが・・・・・。
  • 理想は、レーザーで変色したカラーをある程度除去してから、新しく希望のカラーを入れることです。 ただし、厳密には医療機関でないとレーザー治療はできませんので、サロンで施術を受ける場合は、 変色して薄くなっている上に、新しいカラーを入れるのでいいと思います。どんなカラー剤もいずれ薄くなったり変色したりしますので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。これは、アートメイクの限界で、逆に言うとだからこそアートメイクのニーズはなくならないのです。(当院では、そうしたことに対するケアとして、年に1度程度のお直しを薦めています。)
    実は、グリーンに限らず、カラーでカラーを隠したりカラーチェンジすることは、とても難しいのでアートメイクにかなり習熟しているアートメイクアーチスト以外はやらない方が無難だと私は考えています。
  • アートメイクの色素には、若干の酸化鉄がふくまれていると聞きました。MRI検査に支障は出ないでしょうか?支障が出るなら、覚悟を決めるか、アートメイクをやめるか考えようと思っています。
  • 酸化鉄ではなく、鉄です。当然、眉のアートメイクなどでは、鉄の入ったアートメイクカラー(色素)で染色しますので、その後、空気中の酸素により酸化されて、酸化鉄に変化します。 アートメイクカラーには、たくさんの種類がありますので、すべて調べることはできませんが、ポピュラーなカラーを主体に調べたところ、MRI検査に支障はありませんでした。(私自身がカラーを皮膚に染色しMRIに入りましたが、問題ありませんでした。)
    ただし、すべてのカラーを調べていませんし、万人に同じことは言えませんし、MRIの性能も無視できませんので、実際のMRI検査の時に担当医や技師にも聞いてみて下さい。
  • アートメイクを失敗された場合、除去に関する全費用をサロンに請求する事は可能でしょうか?施術側が医師免許なしにアートメイクを施術し、また施術する前に問診票のようなものやきちんとしたカウンセリングもありませんでした。
  • ご質問にお答えしますが、実際に診察しておりませんので、ご希望にそう具体的な内容とならないかもしれません。ご了承下さい。費用に関しては、あくまでもサロン側の対応次第です。なぜならば、現在、日本では医師免許の下でアートメイクを行っている施設がほとんどありませんので、トラブルが起きた時にのみ、サロンでのアートメイクの違法性が問われてきます。つまり、医師免許を持たずにアートメイクをしたからといって、すぐに罰せられるとは限らないのです。むしろ、罰せられないと考えた方がよいでしょう。ですから、現状ですと、サロンとの交渉次第ということになります。もし、警察の介入するような事件性に発展しそうな場合は、当然費用の全額をサロンが支払うことになるのではないかと思います。また、アートメイク除去を実施するのであれば、それを行うクリニックも重要になります。アートメイクに無知なクリニックに行っても適切なアドバイスや治療ができないこともありますので、しっかりと選択することも重要です。
  • 乳輪の大きさにずっと悩んでいます。手術も考えたのですが、費用面や傷跡が残ることを考えたら思いとどまりました。乳輪にアートメイクをした場合、お風呂上がりなどに他の皮膚の部分と比べ、ドーナツ状に浮き出て見えると聞いたのですが、実際のところどうなのでしょうか??
  • 個人差などもありますが、乳輪のアートメイクでは、お風呂上がりのみならず、周辺の他の皮膚と比べ、不自然な状態になると考えたほうがよいでしょう。もし、お風呂上がりなどだけに不自然に見えるだけでしたら、自信をもってアートメイクすることをおすすめします。
    しかし、残念ながら私の結論から申し上げると、アートメイクにより乳輪を縮小もしくは縮小したように自然にカモフラージュすることはできません。(少なくとも私にはできませんし、今まで25年以上アートメイクに携わってきていますが、そうした自然な症例を見たこともありません。)ですから、自ずと第一選択は「乳輪縮小手術」ということになります。
    それでもアートメイクを選択する場合は、乳輪縮小も念頭において受けることをおすすめします。つまり、アートメイクで満足できない場合は、乳輪縮小を行い手術的に解決することです。しかし、またこの手術後には、おそらく、瘢痕(傷痕)の問題が出てきます。ですから、その時の修正方法としてアートメイクが必要になるのです。
    話が複雑になりましたが、私の考えでは、乳輪縮小を先に受け、その後アートメイクで修正することです。ですから、その場合、私のようにその両方の施術を行えるのが理想です。
  • 陥没乳頭手術後の傷跡に悩んでいます。乳輪部分に白い傷跡が残ってしまいました。目立たなくすることができますでしょうか?
  • 陥没乳頭の手術後には、大なり小なり瘢痕(傷痕)が残ります。この瘢痕の修正としては、アートメイクで傷痕にスキンカラーを入れて染色するのはよい方法です。もちろん、細かな皮膚の天然色や自然な性状は再現できませんが、この手術後の修正方法として、アートメイクを用いるのは悪くないと思います。
  • まつげが少なく短いのが悩みです。特に、下のまつげが細く少ないので、植毛しようかと考えていますが、下まつげの植毛もできますか?
  • まつげの植毛とは、ご自分の髪の毛をまぶたに移植して、自まつげを増やす方法です。自毛植毛ですので、もちろん下まつげの植毛も可能です。ただし、上まつげの植毛と比べ、すごく難しいのです。もしかしたら、比べられないほど難しいと言った方がよいかもしれません。また、この手術後の満足度は受けた人によりかなり異なります。極端な場合、受けなければよかったと考える人もいます。ですから、まず先にアイラインの施術を受けることが無難なような気がしないでもありません。ただ、下まつげの植毛を希望する方の大多数がすでにアイラインの施術を受けているのです。それに、まつげを専門としている私にはよくわかるのですが、アイラインで済むようならば、私のところには来ないし、質問もしないということです。ですから、私のお答えは、上まつげの植毛はぜひ受けて下さい。下まつげの植毛は私のところで受けて下さい。

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